Dyson Purifier Cool™空気清浄ファン
シルバー/ブルー (TP07 SB)
気になっていたダイソンの空気清浄機を購入しました。商品のデザインや性能は大変満足しているのですが、
大きな不具合が発生しています。
我が家はダイソン製品が大好きなので、掃除機、ドライヤーと数々の製品を使ってます。
製品ごとの購入歴史と空気清浄機の不具合についてくわしくまとめました。
掃除機
(1)DC22 ddm turbinehead [サイクロン掃除機 DC22J ]
初めてのサイクロン式の掃除機です。
パナソニックのなんちゃってサイクロン掃除機からの買い替えでしたが、宣伝どおりですが「驚くべき吸引力 その名はダイソン」と言った感じでした。
もう同じ商品はありませんが、今はこちらになると思います。
(2)DC45 モーターヘッド
初めてのハンディ掃除機です。稼働時間が15分程度で不安でしたが問題なく使えました。数年後、ヘッドとバッテリを交換しました。この当時はハンディ掃除機が普及してないので、スタンドを木で自作しました。
(3)Dyson V8 Fluffy
DC45の調子が悪くなったのでV8を購入しました。
リビングの掃除機がV8、1Fの掃除機をDC45にしました。
「パイプのアタッチメント構造、充電器のケーブルの取り付け構造、ヘッドの進化、バッテリの継続時間」などがDC45から進化してます。ユーザ視点での問題点を解決する真面目な開発姿勢が好印象です。息子が一人暮らしを始めたので、さらにV8を一台購入しました。
(4)Dyson Cyclone V10 Fluffy
2022年になってV8のヘッド故障、バッテリ異常が発生したので急遽購入しました。
メーカのサポートに故障内容を相談しましたが、修理より購入をすすめららました。
とりあえず、コスパの良い機種を選択。
なぜか、V8を購入した時の感動がありません。
V8と比較して、吸引力やバッテリ継続時間は進化してますが、日本メーカと同じくコスト優先で作った製品に感じられます。
ダイソン変わった?
ドライヤー
Dyson Supersonic Ionicヘアドライヤー
長年使用していたパナソニックのナノイードライヤーが数年経過すると故障するので、モータ開発技術の高いダイソンのドライヤーを購入しました。
ドライヤーに5万円以上出すのは悩みましたが、結果は大満足です。5年経った今でも故障もなく使えてます。ダイソンは本当に凄いメーカです。アップルと似てるなと思います。
ダイソン最高!
以前使っていたドライヤーはこのタイプです
空気清浄機
Dyson Purifier Cool™空気清浄ファン
これまで、シャープ、パナソニック、ダイキンの空気清浄を20年近く使ってきましたが、ダイソン製品のデザインと機能性に満足しているので、今回はダイソンのカッコいい空気清浄機を購入しました。半導体不足で在庫を探すのに苦労しました。
本当は、HP07 SBが欲しかったのですが見つけることができませんでした。
開封
おしゃれで立派な箱です
組み立て
大きなフィルター
本体の確認
キズなどのチェック
リモコン
リモコンもおしゃれです
設置
リビングに設置しました
手前には犬用のペットゲートを設置しています
不具合
デザインは秀逸で性能も満足です。
素晴らしい製品です。
しかし・・・・・
ありえない不具合が存在します。
(1)不具合その1
音がうるさい。
モータから高周波の騒音が聞こえます。
空気清浄機の通常運転のモータ回転は低速になりますが、その際、耳障りの高周波の音が聞こえてきます。音が鳴り止みません。スマホでの録音データですが、FFT解析した結果が以下の通りです。
この内容をダイソンサポートに示しますが、問題なしとの回答でした。
もちろん、日本製の空気清浄機ではあり得ない音です。
さすがにリビングでは使えない音なので、販売店で製品交換をしてもらいました。
しかし、半月後に同じ症状
↓
メーカに修理依頼
↓
その後、2ヶ月くらいは音がしませんでしたがまた音が再発
また、機会を見て修理依頼しようと思います。
長時間、この音を聴くと耳鳴りがしてきますので、静かな家、寝室での使用はお勧めしません。
ネット上でもこの問題は散見されていますね。
(2)不具合その2
空気清浄機のフィルタ寿命が1年で、フィルタ交換に8000円くらいかかります。
フィルタ寿命を伸ばしたいので、夜間の空気清浄機の運転をタイマーで止めるようにしました。
スマホアプリと空気清浄機は連携しており、スタイリッシュなアプリです。
ちなみに、これまでの日本製の空気清浄機なら24時間運転で使ってました。
しかし、
スリープから復帰後の風量をアプリではAutoに設定してますが、風量4(10段階)になります。
朝から大きな音です。
これはサポートも認識してますが、ソフトアップデートの改善を待つように言われました。現状、気がついたら手動でAutoに変更してます。この不具合の修正は簡単なので気長に待ちます。
大きな問題では無いと思います。
まとめ
ダイソン博士の技術力、工業製品としてのデザイン力、ユーザ視点での開発意欲に共感していましたが、この空気清浄機はとても残念な印象です。
もう、ダイソンブランドを信じることはできません。
空気清浄機として、騒音レベルは重要な機能の一つです。
モータの高回転化には高い技術力が必要ですが、同時に低回転で滑らかに回すのにも高い技術力が必要です。こんな素人レベルの課題はモータ技術者なら普通にわかっていますが、これで製品化してしまう企業姿勢に疑問を感じます。低回転時の騒音は、モータ制御技術だけでなく、ベアリングなどハード部品も関係すると思いますが、真摯な開発姿勢を望みます。
小型モータの高回転化にあれだけ開発費を投じた会社なんだから・・・・・