昨年の秋、
愛犬ボーロ、緊急入院しました。
入院前日、当日の詳しいことは、改めて記録として綴っていこうと思っています。
今回は、退院後のボーロの食事記録と入院前後の血液検査の記録をまとめました。
血液検査は、今回の病気発症前に気になるところがあったので、たまたま検査をしていたこともあり発症前の検査記録もあります。
言葉を発することができないからこそ、小さな体調の変化を早く見つけてあげたい。
早めに何かできることがあるかもしれない、という気持ちから記録を取り続けています。
診断内容
病名は
急性膵炎です。
年末から年始にかけての食事日記
食事の量と排泄物の回数を日々記録しています。
データをまとめ始めたばかりなので、うまくまとまっていないです。
週間データ

この表をグラフ化してみました。
横軸は週、左側の縦軸は食事量の重さ(g)、
右側の縦軸は排泄の回数を示します。

ここからわかることは、
入院中に投与されていたステロイドの影響で多飲多尿の症状が出ている
↓
この症状は原因がはっきりしていることなので心配はないと獣医さんから言われていた
その後、飲水の量とおしっこの回数が逆転している
↓
この症状は原因不明
日々のデータ
食事にややムラがあることがわかります。
これは、退院後からドックフード変えたことも影響しているのかと思われます。
理想的な1日に摂取してほしいフードの量は90gです。
これはフードメーカーが推奨している1日の給与量の目安90gを参考にしています。
理想的な水の量は、体重1kgあたり40〜60mlが目安とされているそうです。
ボーロは、体重は約4kg
よって160〜240mlの摂取量が目安になります。
ボーロの2ヶ月間の平均を見てみると、
フードはやや凸凹のグラフのような気もしますが60〜90g前後、水は200ml前後を摂取しているので問題はないと思われます。
飲水の量は気温や湿度なども関係しているのではないかと感じています。

獣医さんから退院時に言われた食事のお話し
退院後から療養食のドックフードになります。
今までのフード(普通食)を食べ続けるのが悪い訳ではないが、体への負担や影響を考えると療養食のフードが好ましい。
最初は初めてのフードなので食いつきがいいと思うが、その後は食べムラが出てくることもあるが、次第に落ち着いてくると思う。
また、どうしても食べない日は同じ療養食のウエットフード(缶詰)を与えることも良い。
何も食べないのが一番良くない。
食べれない(食べない)日は、食べる物を与えてください。
月のデータ
記録が2ヶ月なのでまだ何も言えませんが、12月は食事量が増えたことはわかります。
これからも継続して観察していきます。

治療中の血液検査の経過
血液検査の料金は、1回 9,300円になります。
高いです。
基準値が外れた項目を赤でハッチングしています。

今回の病気に関する項目を抜き出しました

急性膵炎と肝機能に関する項目をグラフ化してみました。
血液中のヘモグロビン → 脱水症状を示している

《 膵炎に関する項目 》
膵臓の炎症を表します

《 肝機能に関する項目 》

《 臓器の炎症に関する項目 》

退院後に変えたこと
食事
犬の急性膵炎のことを調べてみると、明確な関連性は示されていないようですが脂肪を多く含む食事や肥満であることが、膵炎になった犬に多くみられたという報告もあるという記事を目にします。
しかし、獣医さんによると
今回のボーロのように、さつまいもとブロッコリー以外、人の食べる食事を食べたことがない、また肥満でもない場合であっても原因はわからないが発症することもあるとのお話しでした。
ドッグフード
《 入院前 》
ニュートロ
ナチュラルチョイス朝小型犬 成犬用チキン&玄米
《 退院後 》
ロイヤルカナン
消化器サポート 低脂肪 小型犬用ドライ
こちらの商品は、動物病院か公式ショップのみで販売されています。
▼退院時に病院からサンプルをもらいました

その後は、公式ショップから3kg入りを購入しています。
ロイヤルカナン
消化器サポート ウェット 缶
こちらの商品は、ペットショップや、ネットショップなどでも購入できます。
このウエット缶は、入院治療中に食べていたと報告を受けました。
自宅でも何度かあげています。
さつまいも
茹でて小さく切った物を毎食少しあげていました。
こちらも少量とはいえ、今は過剰なカロリー摂取はやめておこうと思いやめました。
ブロッコリー
これだけは以前同様あげています。
なぜなら、栄養価も高く、糖質脂質の過剰摂取の心配もないだろうという判断からです。
もちろん獣医さんに確認済みです。
歯磨きガム
以前は食事後にあげていましたが、特に摂取してもしなくてもいいものなのでやめました。
歯磨きは、歯磨きシートでしています。
ボーロ
コミュニケーションの一環であげていました。
こちらは、1日3個だけと数量を減らしてあげています。
気になる仕草
お祈りのポーズ
頭を低く下げて上半身を床につけ、お尻を高く上げるポーズのことを言います。
このポーズをするときは、犬が腹部に強い痛みがある時にすると言われています。
急性胃腸炎や急性膵炎の場合によくみられる症状です。
このお祈りのポーズに関しては、
5〜6年前から数ヶ月に1度くらいの頻度でありました。
何度か、獣医さんに動画を観てもらい相談、診察をしてもらっていましたが、この症状が起こる頻度が少ないことや血液検査の結果、触診、嘔吐下痢などの症状はないことから大きな心配はないと言われていました。

お祈りのポーズをした時には、必ず写真と動画を撮って記録しています。
今回の急性膵炎との関係はわかりませんが、
もっと何かしていたら未然に防ぐことが出来たのかもしれないと思うと悔やまれます。
最後に
今後も定期的な血液検査と診察は続けていく予定でいます。
食事記録と生活記録も同様に続けていきます。
記録データーが増えた時には、何かの気づきがわかるかもしれません。